2023年度7月号 主題「 心ひらかれて 」

今月の聖句は、神殿での礼拝で賛美された詩です。この詩人は逆境の中にいたようです。この聖句の前後を見ると、「誇り高ぶる者たち」や「不法を行う者」、「偽りを言う者ども」や「人の血を流す者や欺く者」が記されています(1-6節)。その中で、神の助けを求めて叫び、「主よ、朝明けに、私の声を聞いてください」と賛美し、主にある喜び、守り、祝福を確信して詩を終えています(11-12節)。

私たちの人生では様々な節目があります。私たちは節目を通して心を新たにして歩み始めることができます。そういう意味では、節目とは神様が与えて下さっている恵みの一つと言えるのではないかと思います。今月の聖句の「朝明け」も日々の歩みの一つの節目です。毎朝、私たちは心を新たにして一日を歩み始めることができるだけでなく、神様の新たな憐みを受けとって一日を歩み通すことができます。「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。」(哀歌3:22-23) 一学期も残すところ後1カ月程となりました。園児たちも幼稚園にすっかり慣れて、それぞれのペースでお友だちや先生たちと一緒に遊んでいます。互いに心を開くということは、本当に素晴らしい出来事です。互いに心を開く時に、初めて互いに思いを伝え合い、互いとの遊びが広がり、深まり、高まります。園児たちにはぜひ神様にも心を開いてこれからも歩んでいって欲しいと願っています。神様に心を開いて祈るなら、神様によって「心ひかられ」、神様にある喜び、守り、祝福を得ることができるからです。

川井 信雄


 1学期の充実期である6月年長ゆり組は「川崎子ども夢パークに行きました。この施設では子どもが感じたままに遊ぶことを大切にしています。園内には「大人の方へ」と書かれており、大人が大きく介入しないように注意を促しています。ゆり組遠足の日、子どもの感性のまま過ごすことを特に意識しました。何も言わずに過ごした結果一日中ほぼウォータースライダーとターザンロープの二つの遊びに終始。その中で子ども達はどうやって滑ると早く滑れる?スリルを楽しむためには?と自分の力とやりたい事を考え合わせ楽しみます。怖がっていたターザンロープ、友達がやっているのを見るうちに勇気を出して取り組み始める人もいます。うまく行かず揺さぶられヒヤヒヤしてもしばらくするとまた挑戦。自分の体重とロープを掴む強さを調節し楽しめるところを探していきました。(できた!)という思いが、ハードルの高かったウォータースライダーに心が向くきっかけになり挑戦します。衝撃的な水しぶきに(好きじゃない!)と感じている様子でしたが、身をもって自分の好みを確認したのです。 もし大人が「他にも色々な遊びがあるよ」と連れまわしたら自分で試し続けること、心の葛藤に向き合い挑戦すること、段々と上手になる自分を感じることはなかったでしょう。子どもが「遊びを通して学ぶ」には十分な時間と見守り、子どもが面白いと思っている感性を信じることが大切だと思わされます。これから夏らしい遊びの機会も増えていくことでしょう。是非この夏、子ども達の感じる心、自分を育てる力を信じて傍らで徹底して付き合う…そんな日も作ってみると思わぬ感動があるかもしれません。 

大谷 真理子

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