2026年6月号 「考えてみよう」
2026年06月01日
<blockquote>見よ。それは非常に良かった。創世記1:31</blockquote>
聖書は神が天と地とその中にある全てのものを創造されたことを教えています。そして、神はそれら全てを見て、「見よ、それは非常に良かった。」と言われました(創世記1:31)。
数年前、大規模な太陽フレアの影響によって、北海道の各地でもオーロラが観測されたというニュースが流れていました。多くの人がその神秘的な姿に感動を覚えたことでしょう。但し、太陽フレアは神秘的な現象を生じると同時に、私たちの生活に様々な支障も生じさせます。特に、太陽フレアに対する、ある自然のバリアなしに人類は生きていけません。そのバリアとは地球の地転です。地球は自転によって太陽風から私たちを守る地磁気を発生するのです。神が創造された自然には、何という素晴らしい調和と均衡があるのだろうと感動しました。また、先日一人の園児が「見て、見て」と言いながら私の手を引っ張って、虫かごの中で飼っている小動物を見せてくれました。そして、いろいろ説明して、自分の心の感動を私と共有してくれました。その時のその子の感動で輝く眼差しを皆さんにもお見せしたかったです。「見よ。それは非常によかった」という神の感動に最も近く共感するのは子どもなのかもしれません。
5月も後半ですが、まだまだ新緑が美しい時期です。園児たちは園庭や公園で自然や生き物と触れ合い、疑問を持ち、興味や関心を深めます。しかしそれだけではありません。それらすべてを「見よ。それは非常に良かった」と創造してくださった神の恵みに触れることができるのです。私たちも子どもたちに時々の感動を共有してもらいながら、神の恵みに感謝して歩みたいですね。
川井 信雄
雨の6月、室内で過ごす中、絵本タイムも多くなるかもしれませんね?絵本の読み聞かせで癒されるのは子どもだけではありません。大人の心も遊ばせ癒してくれるはずです。幼かったあの頃の絵本を思い出してみると、自分の心の内を覗くようで面白いものです。今回は私の子どもの頃の絵本体験をご紹介したいと思います。
『もりのゆうびんきょく』
作 船崎康子 絵 船崎克彦 1977年 偕成社
森の郵便局のハリネズミさんの日常が描かれています。ところが間違ってお弁当と一緒に手紙を食べてしまったことから小さな謎解きが始まる…そんな物語です。子どもだった私はこの冴えない主人公のハリネズミさんが、急ぐわけでもなく、満々のやる気を見せるわけでもないけれど、着実に手紙の謎を追っていく姿が好きでした。ほのぼのとした心地よい時間が流れていることもよかったのだと思いますが、ハリネズミさんの仕事に忠実な姿が妙に気に入っていた記憶があります。そして、最後に行きついた家で出される山ほどのクッキーと温かいミルク。この絵のピンクで描かれたミルクがやけに美味しそうに見えたのです。そこで私は母に、温かいミルクが飲みたいと頼んだことがあります。けれど出てきたのは白いミルクで味も好みではありません。温かくすると牛乳はピンクになると思っていたことが見事に裏切らたのでなおさら美味しくありません。すると母が少し砂糖を入れてくれ、一気に美味しい飲み物になりました。正に想像していた絵本のミルクの味に感じられたのです。それ以来ホットミルクに砂糖は私の定番です。
皆さんの忘れられない一冊はありますか?次の絵本体験紹介もお楽しみに!どの先生でしょうか?
大谷 真理子